４種類の警備と警護業務
警備員の仕事場所は一般的に沢山の人が集まる所で屋内外を問いません。警備業務の区分で違いがありますが、ショッピングセンターやデパート、オフィスビルなどの施設です。他にも駐車場や建設現場、駅構内と空港、イベント会場などがあります。これらの施設や場所で人や財産の警備と警護を行います。また警備業法に基づいて区分があり、盗難や事故を防ぐために住宅と施設や駐車場などを警備するのが１号業務です。さらに工事現場での交通誘導や人の集まるイベントの警備は２号業務になります。そして強固な警備が求められる３号業務は、貴重品などを運搬するときに盗難を防止する警備です。これら以外の４番業務は人の身辺警護業務で一般的にボディガードと呼ばれています。
スキルアップのために必須のキャリアと資格
警備員に向いている人は仕事上で、人と接することが多いので気が利くことや融通の利くことが基本条件になります。お客や利用者、依頼者からの信用を得るためには、思いやりの心を持ち接することが可能な人が適しているといえます。その上で入社して30時間以上の研修履歴が警備員になるためには必要です。また警備員としての実務経験のキャリアと、警備関連資格の取得がスキルアップのためには必須になります。そして警備員として働くメリットは、意欲さえあれば老若男女を問わず誰でも就職が可能なことです。さらに警備業界の特徴は新たな人材を、どの警備会社でも歓迎しています。ただデメリットとしてはこの職業の性質上クレームがよく寄せられることや、仕事がルーティンワーク中心のため特殊なスキルを習得するための努力が必要になることです。
警備員の求人の中には、一般通行車や歩行者等の誘導を行う交通誘導警備員の仕事もあります。警備員検定試験の資格を有する者や無資格者の人も働けます。